【仙台IT文化祭】プログラマ歴半年の新人がクラウドを考える
どうも、初めまして。Reslogシステム班の冨士です。
大学生時代はフラスコを振りまくっていて
「将来は科学者かな、ふふ。」
とか思っていましたが、ご縁があって春から新人プログラマをしています。
クラウドファースト
先輩プログラマの皆さん、そうでない方も『クラウドファースト』という言葉をご存知でしょうか。
「なぜクラウドサービスで提供されているのにクラウドを使わないのか」
という、クラウドサービスの採用を第一優先にという考え方です。
プログラマでない方も
『クラウド』
という言葉はご存知じゃないでしょうか。
僕がこの『クラウドファースト』という言葉に出会うまでは、GoogleドライブやiCloudなどのオンラインストレージ的なイメージが強かったです。
『クラウドファースト』の方に話を戻すと、
アプリの開発などでシステムの設計を考える時に用いられる言葉です。
アプリ開発、実は一から全部作ろうとするとかなーり大変です。
プログラム書いてもそれを置いておく『サーバー』が必要だったり、アプリ上でのデータを保存する『データべース』というものが必要だったり…
ただプログラムを書けばいいというものじゃないんです。
そのサーバーやデータベースの構築や設定、管理なんかもしなければなりません。
どんなにすごいプログラムを書けても、それだけじゃサービスは展開できないんです。
そこで、「得意じゃないけど仕方ないからサーバー周りも自分で設定しよう…」じゃなく、
『外部提供されているサーバーやデータベースとかを使っちゃおう』
という考え方が『クラウドファースト』です。
サーバー構築などの手間が省けるため、開発が高速化し、自分の技術リソースを有意義に使うことができる。というわけです。
そこで、僕が『クラウドファースト』を考えるキッカケを得た時の話を書きたいと思います。
仙台IT文化祭
時は先週末、場所は東北大学
その名も、
仙台IT文化祭
仙台IT文化祭とは
仙台のIT企業が企画の主体となり、
全国のIT系著名人を仙台に集め、
東北大学を会場にして2日間行われる、
日本最大級のテクニカルなお祭りである。
弊社、本社が仙台にありまして、ご縁があるなー、ブログのネタにもなるなーいうことで、、、
行ってまいりました。
有能な2人の同期を引き連れて。
いざ参加したら記事を書くことをすっかり忘れていました。
夢中になって各講義に参加していたら、、、
すっかり日が沈んでしまいました。
こちらの看板は僕が2人と合流したときには片付けられていました。
(本当一人で行かなくてよかった。)
申し訳ない申し訳ない。
夜ご飯をご馳走してあげました。
さて、気になる内容のほうですが、Microsoftさんを中心に様々な講義が展開されていました。
タイムテーブルを見ると『おとな向け、学生向け、こども向け』に振り分けしてあり、さらに難しさの度合いもレベルが展開されていて、誰でも気軽にアタリをつけて見にいくことができます。
抽選会なんかも用意されており、当選確率の高さとちょまどさんからの手渡しで、ヒートアップせざるを得ませんでしたが、残念ながらメンバーの誰も当たらず…
ちょまどさん の勧めるクラウドサービス
この界隈で著名なMicrosoftのちょまどさんのご講義もありました。
なかなかパンチのある経歴をお持ちの方なので、気になる方はぜひ調べてみてください。
ちょまどさんが今回紹介していたのは
『Visual Studio Mobile Center』
モバイル アプリ開発に必要なサービスを提供してくれるクラウドサービスです。
衝撃だったのが、
テストしなければならないデバイスの多さ。
今や当たり前になったスマートフォン、タブレットですが、
数千種類 ものデバイスが存在しているそうで、これをすべて実機でテストするとなると至難の業です。
そこでシミュレータでのテストが必須となっていますが、
『Visual Studio Mobile Center』も一機能としてシミュレータを提供しています。
他にも、
- 各プル リクエストからアプリを自動的にビルドする
- アプリのクラッシュやバグを監視する
- モバイル分析を使用してユーザーの実際の使用方法を確認する
といった便利なサービスが提供されています。
新人プログラマの思考
他にも私の担当しているプロジェクトでもお世話になっている AWS(Amazon Web Services)さんの提供しているクラウドサービスのお話。
東北大生の『Webアプリの開発にクラウドサービスを頼ったらめっちゃ捗った』というお話。
などなど、規模は違えども、色んなところでクラウドサービスが活躍している様子を知ることができました。
正直、新人の僕には難しい話もありましたが、
「クラウドサービスが熱そう」
ということはわかりました。
今思えば「いい収穫だったなあ。」と思います。
実際、意識していないだけでクラウドサービスは身の回りに溢れていて、
例えば、スマホに入っているアプリも、アプリケーションをインスト―ルこそしますが、外部にデータを保存していることが多く、ユーザーからみればクラウドサービスです。
逆にガラケー時代なんかは、完全なクラウドサービスといってもいいんじゃないでしょうか。
是非『クラウドファースト』を取り入れて、若さを活かしたホットなシステム設計をしていきたいものです。
そして次の日出社したら、なぜか僕のツイ垢が上司にばれていた話はまた今度書こうと思います。
以上、センチメンタルが止まらない冨士でした。