「日和らず戦ってほしい」新入社員が総務さんと鍋を囲んで揺さぶられたベンチャーマインド
はじめまして。お鍋は季節によらずいつだって美味しいですよね。株式会社リスペクトで駆け出しWebプログラマーをやっています、藤田です。
新卒の登竜門「イベント研修」での芋煮会運営が終わり、それもどうやら好評だったようだなんて噂を聞いた私たち。
前回記事:新入社員が社内イベントを運営して気付いた社会人として大切なこと
芋煮会中の企画を考えたり、フロント側に立っていた私たち新卒ですが、私たちの面倒を見ながら裏方で準備をしてくださっていた総務の吉田さんにホントのところをお聞きしたい!ということで、
鍋をセッティング致しました。
古くから同じ釜の飯を食えば家族同然なんて言いますが、鍋は人の心をあたため、リラックスさせる魔法の食べ物……。
鍋の力を借りて吉田さんのここだけの話、聞いちゃいましょう……!
総務の吉田さん:人事担当で新卒研修担当で総務の長。最近は世界の絶景botを見ながら妄想旅行するのにハマっているそう。
吉田さんにインタビューするために選んだお鍋は、会社近くの料理屋さん旬(トキ)の「丸腸もつ鍋と和牛しゃぶしゃぶの2色鍋」です。
大きなひらひらのしゃぶしゃぶ肉とぷりぷりのもつ。総務さん×新卒企画に相応しい、なかよしお鍋ではないでしょうか。
インタビューはお鍋をひとしきり平らげてから始まりました。
(本当に美味しかったです。会社の周りには美味しいお店がいっぱい)
変化の連鎖反応が面白い
ーー総務さんは会社の仕組みづくりを担っていますが、どういうところにやりがいを感じますか?
私はもともと仕組みづくりみたいのが好きなんだよね。他の総務の社員だと、経営に携わるのに興味があったり、縁の下の力持ちが好きだったり、学生と関わるのが好きだったり。
総務の仕事は幅広いから、やりがいを感じるところはまちまちだろうね。私は組織が成長することに携われるのがやりがいかな。一つの変化が紐づいて連鎖反応が起こるのが面白い。
仕事の規模は関係なくて、小さい仕事でもみんなが快適になることは何かなっていつも考えてるね。
おもてなしのベンチャーマインド
ーー新卒に社内イベントの企画を任せるようになったのはいつからですか?
2015年卒(2年前)からだね。もともと中途採用の社員がイベントの準備係をやって、他の社員との共同作業をしてコミュニケーションを生むっていうのが、昔から社風としてあったんだよね。
新卒がまとまって入ってくるようになって、規模が大きくなって。社員をもてなすというのもあるけど、企画や段取りをするっていうのが社会人としての学びになる。
うちはベンチャーだから、何事も経験して力を付けてもらおうっていう方針なんだよね。自分の工夫で改善していく、一人でできないなら周りの人たちを巻き込んでいくというのが、うちが掲げてるベンチャーマインド。
2015年卒の子たちには前例が全くない中、道を切り開いてもらった。2016年卒の子たちは次に通る人のために引継ぎ資料を残して道を整備してくれた。2017年卒がその道を踏み固めたって感じだね。
そこで日和るなよ
ーー2017年卒が企画した芋煮会はどうでしたか?
今年は社長も2017年卒の企画をいいねって言ってて。全体的に平和に終われてよかった(笑)
昔はイベント終わってから総務に、社長からあたたかい長文の改善アドバイスが届くなんてこともあった(笑)
多分過去一番良かったんじゃないかな。
ーーまじですか? いやいや、準備では裏方の吉田さんにも迷惑おかけしましたよね……期限過ぎてからの予算申請とか。
ああ(笑) 毎年そんな感じではあるね。いつ去年よりも予算を寄越せ!って来るかなと思ってたけど、これは毎年日和るのかな(笑)
ーー2017年卒内でも突然予算日和ったな!?みたいなのはありました……。
早めに説明込みで申請してくれたらね、戦えるんだけどね! 経理も待ってるよ! 社長も挑んできてくれるのを待ってると思う!
次はぜひ日和らず戦ってほしいね。
(照れる吉田さん)
できるかどうかじゃなくて、やるかやらないか
ーーダメだったところあるのにあんまり言われなくて怖いです! イベント研修ラストの振り返り会でも良かったところしか話さなかったですし……。
日本人って完璧主義者が多いから、ダメだったところは自分たちで気づけるんだよね。だから私の企画する振り返り会は「できたところ」にフォーカスするようにしてる。
ダメだったところは「難しい」ってあきらめずに、それを乗り越えるための工夫を考えてみてほしいな。
できないと思ってできないのはそりゃそうだけど、できないことをできるようにするのが課題解決っていう私たちの仕事でしょ。そこで日和るなよって思う。
私も今まで何回も現実的に考えて無理!って思ったことはあるけど、無理だと思った時点で無理になっちゃうんだよね。思考が止まっちゃって実現できるように知恵を絞ることをしなくなっちゃう。
だから私の中でのモットーは、「できるかどうかじゃなくて、やるかやらないかだ」なんだよね。行き詰ったときはこれを自分に言い聞かせてる。周りにもよく言ってるね(笑)
ダメなところがあったってのは悪いことじゃないよ。悔しい経験があると忘れないじゃん? パソコン操作とかお手本見てるだけだと実際にやってみたらできないってなったり。逆に全部うまくいっちゃったら大丈夫だって思って覚えないよね。
普通の業務をやりながら芋煮の準備をしてもらったから、理想通りにいかないってなりやすかったと思うけど、そういう経験が感情を揺さぶって記憶に残ったんじゃないかな。
ーーたしかに……! ここがダメだったなーって感情に残ってます。
こうすればよかったってことがあるなら、それをぜひ次のイベント研修で改善して欲しいな。
わりかし今回はスムーズにいったと思うけど、最初の設計が大事だから。頑張ってね!
ーー次のイベント研修も頑張ります! ありがとうございました!
お鍋の具材として
次のイベント研修は忘年会の企画です。実はもう反省を踏まえて走り出しています。
2017年卒一人一人がお鍋の具材として、美味しいお鍋を作れるように自らをコトコト煮立ててゆこうと思います。
ベンチャーマインドを胸に、日和らず、やりぬいてみせます!
今宵のお店
焼き鳥・串揚げ・もつ鍋 旬(トキ)
宮城県仙台市青葉区一番町1‐6‐22 シャンボール一番町B1F