Reslog~ITコンサルの新入社員が書く非公式ブログ~

飯田橋と仙台にオフィスを構える株式会社リスペクトの2017年度新入社員が偉い人の検閲無しで自由に書くブログ

新入社員が社内イベントを運営して気付いた社会人として大切なこと

またまたおはこんばんちわ。Reslog編集長の花澤です。お久しぶりです。

 

いきなり内部の話をすると、このReslog、前回記事に書いたようにいきなり始まったプロジェクトで、実を言うとプロジェクト内の体制がまだ整っていません。

ですので今回も編集長自ら筆を執り、必死こいて慣れないブログをせこせこ書いております。

何卒温かい目で読んでください。

 

さて今回は初の「新入社員イベント研修」である芋煮についてお話させていただきます。

社員全員で行われる「芋煮会」の全てを取り仕切ることになった我々新卒一同が、この研修を通して学んだことを皆様に発表し、これから入社する就活終了生や新卒の扱いに手を焼いている社員の方々に、イベント研修かくあるべきということを知ってもらおうという魂胆です。

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まずそもそもこの「芋煮」とはなんぞや、というと、これは本筋とは離れるので簡単に済ませようと思いますが、まあバーベキューみたいなもんです。肉を焼く代わりに芋を煮るんです。

この芋煮会には2018年度入社の内定者も参加します。つまり社員の慰安と内定者のもてなし、この両者を兼ね備える必要があるのです。あなむずかしや。

 

結果を先にいいますと、なんか自分たちで言うのは照れくさいというか、調子に乗っているようで嫌なのですが、聞くところによると大成功だったようです。

多分にお世辞込みだとは思いますが、「芋煮楽しかったよ」「室内レク良かったね」という温かい言葉を頻繁に聞き、運営冥利に尽きると言った具合で、新卒内での打ち上げもそれはそれは盛り上がったのですが、今回は何故盛り上がったのかという点についてお話させていただこうと思います。この場合の盛り上がったは打ち上げの方ではなく芋煮の方なので間違いのなきよう。

 

イベント研修に対する心構え

弊社は誠に残念ながらイベント会社ではないのでイベント運営のノウハウを持っていません。せいぜい昨年度入社の先輩方から引き継ぎ資料が渡されるくらいです。

じゃあイベント運営トーシロの我々が出来ることは何か、と考えたらそれは間違いなくもてなしの心を持つ、ということだと思います。

弊社は「個性を許容する」という企業風土を持っています(多分)。ですので社内にはそれはそれは個性豊かな人が揃っています。

おしゃべりな人、寡黙な人、職人肌、根からの努力家、超天才肌…当たり前ですが社員全員が違う個性を持っていて、そのばらつき具合は他の会社よりも大きいのではないかと思います。

そんな個性豊かな社員の方々をあまねく楽しませる必要がある、そのために何をすべきか、という点に絞って議論をしていきました。

そして前述の通りの芋煮会成功の要因は準備に集約されるのではないかと思います。もてなしの心を体現すべく取り掛かったその準備に関して、これ以降で簡単に述べていこうかと思います。

芋煮会3つの成功要因

1. 節目節目のMTG

いかにも社会人っぽいですが、社会人がMTG大好きなワケがわかりました。とてもとても重要だからです。

これはイベント研修の中の1要素として行うよう最初に指示があったものでしたが、指示といっても「準備期間の中盤に中間MTG、直前に直前MTGをやってくれ」といったレベルで、そのMTGで何をするのかというのは我々に委ねられていました。

長期(といっても1か月くらいですが)のプロジェクトというのは意思や目的があやふやになりがちなので情報共有の場として、さらに節目を意識するマイルストーンとしてMTGがあってくれたなあと思います。特に、勤務地の離れた同期の顔や声をテレビ会議で確認できたことは現状の確認という意味だけでなく、チームに一体感を出すといったことに対しても非常に有用であったと思います。

2. Googleスプレッドシートの活用

社内で全社員が利用しているツールでもあるのですが、企画案集めや決定事項のまとめにはGoogleスプレッドシートを活用していました。

この記事を読まれている方のほとんどは使ったことがあると思うのですが、文字だけでは伝わりにくかったり、流れてしまう情報を"視覚的にまとめて、クラウド保存でリアルタイムに複数人が簡単に更新できる"ものとして存在させておけるGoogleスプレッドシートって、情報伝達ツールとしてかなりすげえんだな、と再認識いたしました。

3. 個人の力を発揮できる雰囲気

「個人の力を発揮できる雰囲気」。僕たち新卒を含めた会社の雰囲気です。これが地味に重要だったと思います。

「やりたいことをやりたい!って言ったらやれる」って当たり前のようですごく恵まれていることだと思うんです。

去年は新卒の管轄でなかった飲み物やおつまみの選定をやらせてください!と言ったらやらせてもらえたり、脱出ゲームやるぞ!の一声が上がったら企画を評価し手伝う空気感がそこに存在していたり。この空気感があったからこそ僕たちの手は伸び足は伸び、広く深く運営に携われたのは間違いありません。

そしてこの芋煮会の運営を通してとても大切なことを学ぶことが出来ました。このブログ記事で一番伝えたいことでもあります。

運営を通して学んだ”大切なこと”

表題の通り、芋煮会の運営から社会人として大切なことの一つに気づきました。それは何度も書いております通り、「準備」という点です。

何を当たり前のことを、と毎度のことながら突っ込みいただき誠に恐縮ではありますが、この「準備」、恐ろしく奥が深いモノのようだ、という点が今回の学びのコア、ラーメンでいうところのスープ、お茶漬けでいうところのあのカリカリしたせんべいみたいなやつなのです(諸説)。

「準備」を掘り下げていくとどこまでもいけます。例えば次の休日、自宅に友人を招いてゲーム大会を開催することになったとしましょう。その時に準備する必要があるのは一見すると以下の図の通りです。

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しかし本当の準備とはこんな感じです。

f:id:reslog:20171031201550j:plain正直コレでも全く足りていません。掘り下げていくといくらでも「?」は出現し、それら一つ一つについて適切な回答をしていく必要があるのです。ここはそんなに大事じゃないから、と準備を怠るとそれが意外な「?」に繋がっていたりするものです。

しかし本当に全ての「?」を埋めるのはなかなか骨の折れる作業です。その中で真の「?」を過不足無く埋めることが仕事のスピード感につながるのでしょうし、我々新卒はこれから真の「?」を見抜く力を養っていくのだと、私は勝手に考えております。

当然、失敗したこともあった

芋煮会全体としては成功だったわけですが、裏では失敗を繰り返していたりもしました。

それに関しては「日和らず戦ってほしい」新入社員が総務さんと鍋を囲んで揺さぶられたベンチャーマインド をお読み下さい。僕らを支えてくれた総務さんのあたたかくも激しい思いを聞いてきました。

さて、お楽しみただけたでしょうか。この「Reslog」もなかなか準備に難航しておりますが、これからも頑張って更新していこうと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

……社会人になって「何卒よろしくお願いいたします。」のタイピング速度が異常に速くなりました。編集長の花澤でした。